印鑑は山口県周南市の印鑑・はんこ職人【多田晴彦】


	多田晴彦は徳山市（現周南市）に昭和40年8人兄弟の5男として生れました。高校を卒業後、一度は広島の小売チェーンに就職しますが印判の卸業をしていた父の薦めで大阪の印判下請業の名門・松碩社に入社して、印鑑彫刻の技術を基礎から徹底的に学びました。 4年間の修業後、実家の和光堂（現和光スタンプ）に戻りますが印判の卸業のみでの先行きに多少ながらも不安を感じ、平成5年、周南市に印鑑・はんこ屋【和光スタンプ】を開店します。「下請業のときは修業時代に学んだ基本に忠実な字形を選んで彫刻をしていましたが、店頭に立ちお客様を接客するようになってからは、お客様のイメージや嗜好を加味した自分なりの印面デザインをもとに彫刻するようになりました。今は印鑑の彫刻が楽しくて仕方ありません」と充実した表情で語る多田晴彦の、印鑑職人としての活躍に期待します。《多田晴彦・主な受賞歴》 ■第34回大阪府印章技術展覧会　木口角印の部　褒状 ■第35回大阪府印章技術展覧会　木口認印・実印の部　銅賞 ■第36回大阪府印章技術展覧会　木口角印の部　褒状

手彫りにこだわられるお客様には相応の日数を掛けてじっくりと彫刻します。現在は印鑑も低価格のニーズを受け機械化が進んでおり、当店でも低価格をご希望のお客様には、機械を使用した印鑑を作製しますが、それでも字入れ・仕上げは手を加えなるべく手彫りに近い商品をご提供しております。また、手彫りにこだわられるお客様には、相応の納期をいただいて、1本1本丁寧な彫刻を心がけております。


THE 印判師【多田晴彦】作品