■手彫り印章の匠  三代目 熊本光助の足跡

熊本光助は宮崎市の橘通りの熊本印房の三代目として生まれ、
法政大学を卒業後、大阪の「鰍トらうち」で住み込みで3年間、
印章彫刻・営業の修業に励みます。
その後帰郷し父が経営する宮崎市の【熊本印房】を継ぐことになりましたが、
当初はまだ父が印章彫刻を担当していたため
技術に対しての特別な思いが沸くことはありませんでした。

しかし、その後昭和62年に一級印章彫刻技能士に合格したのを
きっかけに印章の技術に対する思いが目覚め、
諸先輩・先人の印影をたくさん見てより良き印章の研究に没頭しました。
その甲斐あって、
■昭和62年 九州印章組合技術競技会 第1位
■昭和63年 第7回一級技能士全国技能競技会(技能グランプリ)第2位
■同 年   宮崎県印章業組合技能競技大会 宮崎県知事賞 と、
実用印である印章彫刻の分野において、業界内は基より
お客様からも高い評価をいただいております。

現在は熊本印房の経営を弟の熊本桂三に譲り、印章彫刻のみを専業として
日々美しい印章の作成にいそしんでおります。


■〜手仕事の美〜

貴方はいまどのような印章をお使いですか、
そして貴方のそれは人に誇ることができる印章でしょうか。
印章とは「唯一無二」のものです。
確かな印章は一生使うに足る人生の伴侶といえます。
印章は自分の象徴であり、自分の表現なのです。
「印章」は印面の美がすべて捺印した時、
自らもそして相手もその風格の美を感じるものこそ
立派な印章と呼べるものです。
私は名前の一字一字に魂を注ぐがごとく手彫りにこだわり、
その技術の向上にただ一心を傾けております。
お客様にそれを感じていただければ幸いです。

THE 印判師 【熊本 光助】 作品

宮崎県印章業組合技能競技大会 第7回一級技能士全国技能競技会 九州印章組合技術競技会 熊本印房 個人実印
宮崎県知事賞 第2位 第1位 書体見本作品

THE 印判師 【熊本 光助】 仕事





印鑑職人 THE印判師